先週の土日はずっとラジオにかじりついて過ごしました。
ニッポン放送の「オールナイトニッポン40周年記念特番」には、たけし、タモリ、所さん、こうせつ、いるか、などなど往年の深夜放送パーソナリティが復活。実に楽しい時間を過ごしました。
タモリのゲストとのくつろいだ対話も非常に楽しかったのですが、やはり最も感激したのは吉田拓郎氏の復活でした。
一昨年つま恋では元気だったのに、そのあと体調不良でツアーを休止して以来しばらく姿を消していた拓郎さん。うつ病らしいと言ううわさを聞いて心配していたのですが、その拓郎さんが元気な声を聞かせてくれました。
「拓郎ソング」を歌い続けなければならない筝から来るらしいストレスで傷ついた心を休めるためには、「頑張って拓郎を演じる」ことら遠ざかる以外に処方箋はないのだと語る拓郎さんでした。
そのストレス、なんとなくわかります。拓郎さんはいつもそのままで拓郎さんです、などときれいごと言っていても、我々はやっぱり「昔の拓郎」を見せてくれと望んでしまうのです。
昔の拓郎はレコードやCDやエアチェックしたテープで味わうことにして、拓郎さんには「元気でさえいてくれれば何も期待しない」ことにしようと思ったのでした。「吉田拓郎」万歳!