独立FPの独白ブログ

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■超SF国家アメリカ!!

クローン動物の肉や乳製品は安全と、米FDA報告
米食品医薬品局(FDA)は15日、クローンの牛や豚、ヤギから作られる肉製品や乳製品について、クローンではない家畜と変わらない安全性を持つとの報告書を発表した。しかし、羊については、さらに調査が必要だとしている。
報告書では、安全性は通常の家畜と変わらないとして、製品としての出荷時にクローンであるとの明記は必要ないとまとめている。。
家畜におけるクローン技術の導入は、高品質な家畜の増産を目的としたもの。
しかし、クローン家畜については長年にわたって議論が噴出しており、すぐにクローン家畜を原料とした製品が流通する可能性は低い。
また、クローン家畜の生産コストは現在、1頭あたり1万5000─2万ドル程度かかることから、実際にクローン家畜による肉製品や乳製品が出回るのは、数年以上先と見られる。 (16日 CNN)


なんでもかんでも商売にしてしまうのはアメリカのお家芸。人間の様々な臓器や身体の部位を移植したり交換したり果ては造ったりする。人の命を救うのだと言われれば反論しにくいが、要するにそれを商売する人たちが頑張っているということでもあるでしょう。


『なんでもマーケティング、なんでもビジネス、どこでもフロンティア』のアメリカは戦争を含めた世界戦略にすらその論理が持ち込まれています。武器商人のマーケティング戦略の結果、誰もが銃を持っているし、いつも世界中に戦争を仕掛けています。金融資本のマーケティングの結果、米ドルが世界の通貨になっているし、世界中がアメリカの市場になりました。


クローン動物の問題も、当然ながら商売です。この先にはおそらくアンドロイドやサイボークなどや人造人間の登場が待っているのでしょう。戦争は地上ではなく宇宙で、しかも人造兵士によって行われるようになるだろうし、温暖化で土地の面積が減ったり地球の環境が激烈になれがば月や火星に移住したり宇宙空間に都市が建設されるでしょう。SFの世界をひとつひとつ実現しているスーパーSF国家です。


他民族の土地に勝手に侵入して国を造ってしまったり、ただの火山郡島をハワイという理想のリゾート地域に造り変えたり、砂漠の真ん中にラスベガスという仮想ユートピアを造ったり、アメリカという国は、エキサイティングで面白いを通り越して、常に戦略的な悪魔的で恐ろしい国だとさえ思ってしまいます。少なくとも現政権の今年いっぱいは・・・・。


アメリカ的なものが地球を(近代化を)引っ張ってきたことも事実なのですが、ここまで力を持ってしまたからには、これからは自分達の価値観をバラマクことだけは自粛していただきたいものです。
それにしてもアメリカの「神」とはどこまで寛容なのでしょうか。