独立FPの独白ブログ

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■見たか!都立の星8強!

サッカーの全国高校選手権第4日は3日、東京・駒沢陸上競技場などで3回戦8試合を行い、三鷹(東京B)がFW白井豪(17)の今大会3得点目となるゴールなどで、宮城工(宮城)に2-0で快勝し、初出場勢で唯一8強入りした。都立勢が1大会3勝するのは史上初の快挙。三鷹は5日の準々決勝で4度の全国制覇を誇る藤枝東(静岡)と対戦し、聖地・国立への帰還を目指す。(3日デイリースポーツ)


息子が小・中・高校とサッカー部で頑張っていたため、私は妻とともに色々な学校に試合の応援に行ったものです。そんな経験から都立三鷹高校のサッカー部は強いということは知っていましたが、ここまで来てしまうとは、やはり驚きでした。


多くの私立大学が行うセレクションとかスポーツ推薦などとほぼ同様のやり方で優秀な選手を集めて、ほとんどプロに近い監督コーチ陣で万全の体制でのぞむ名門高校が並ぶ中で、運動の分野では「普通の高校」である都立高校(しかも三鷹は相当な受験校)が全国大会に進んだことだけでもスゴイことですが、今回の三鷹高校はなんと本大会で3勝してベスト8になってしまいました。テレビで試合を見たけれど、みんな上手いですよねえ。


聞けば、都立三鷹のサッカー部はなんと150人(男子の3人に1人はサッカー部なのでは?)ということで、そこから選ばれたベストイレブンだから皆かなり上手いのだろうし、監督も相当ハイレベルの方らしい。しかし、そうは言ってもやはり所謂強豪チームと比べれば、制限の多い決して恵まれてはいない練習環境から勝ち上がって来たのです。ついつい肩入れしたくなりますね。


昨年夏の甲子園でもそうだったが、アマチュアリズムの純粋さやスポーツ青少年たちのサワヤカさを実感したいという欲求が公立高校を応援する気持ちの背景にありますね。
ベスト8まで来ると、当然ながら本当の強豪チームが相手ですが、予想外の展開はサッカーの特徴でもあります。
ここまできたら、やってしまえ!! というわけで、5日は都民一丸となって応援しましょうよ。