独立FPの独白ブログ

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■思いやりって何だ!?

米国防長官、駐留米軍への「思いやり予算」削減に反対表明
ゲーツ米国防長官は9日、東京からワシントンに戻る米軍専用機の機中で読売新聞など同行の日本メディア2社のインタビューに応じた。
長官は、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について、削減に反対する考えを初めて公に表明するとともに、日本の防衛費の増額を求めた。
 現行の思いやり予算を定める特別協定が来年3月末で期限切れとなるのに伴って、日本政府が大幅な予算削減を求めていることに対し、長官は「据え置き」を求めた。そのうえで、思いやり予算について、「日本が同盟の継続に熱心かどうかを示す象徴的な意味がある」と重要性を指摘した。日本の防衛費についても、「日本が自国や同盟の防衛義務を、国内総生産(GDP)1%枠で果たすのは困難だ」と述べ、増額を求めた。(11月10日読売新聞)


思いやり予算」という驚きの呼び名の由来とその内容についてはウイキペディアその他の情報サイトに任せるとして、この記事に触れてどういう印象を持つのかを話し合うことから、日本の将来について、大切な家族たちの将来について、日本人の誇りと生き甲斐についてを語り合うきっかけとするには格好のねたではないかと思ったので取り上げてみました。


本来思いやりとは・・・ということを追求しても空しいばかりで、それよりも、この思いやり予算が国の予算を使う上での法的根拠が無い米軍への資金提供であったこと、そしてその金額がどんどん増額されてきたこと、そして要するに日本国とはアメリカの世界戦略上の便利な金づるであるということに私たちは気づくべきでしょう。
インド洋上の無料の給油所がしばらく営業停止となることから言い出したのでしょうね。


それにしても、「同盟の継続に熱心かどうかを示す象徴的な意味がある」などというこの言い回しに、弱みに付け込んで何だかんだの名目で金を毟り取る暴力団を想起してしまうのです。ならずもの国家とはどの国のことか?!


日本の独立はいつになるのか?