独立FPの独白ブログ

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■ウスラ笑いは秘密兵器か?


今日の夕刻、たまたまNHKを見ていたら、インドネシアを訪問中らしい安倍首相の現地での記者会見を生中継をするというのでちょっと驚きました。2年ほど前に安倍幹事長の検閲で内容変更をしたあのNHKは、今のところまだ政府広報の役目を担っているらしいですねえ。なんとも美しい絆です。


まあそれはいいんですが、今や沈没寸前の泥舟の船長、四面楚歌の裸の王様(ちょっと違うかな)と化した安倍首相と言えども、わが国のトップ(ホントに?)が外国において行う記者会見のライブだというのですから、素直な気持ちで見てみようと思って腰を据えたのです。


話の内容は、別に原稿を読むだけのことだし、なんということは無いのでしたが、私にはどうしても気になって仕方ないことがありました。それは、1年ほど前から気になりだした首相の顔つきです。あの人は、どうしてあのように「不気味なウスラ笑い」を絶やさずにしゃべり続けるのでしょうか?  


もちろん彼にはパフォーマンスについての専属のアドバイザーがいて、その連中の演出の結果であるだろうことは推察できるのですが、それではそのスタッフ連中も、本当にあのウスラ笑いが「効果的」であると信じているのでしょうか?
その感性が私にはまったく理解不能です。


はっきり言って「気色悪い」としか感じられないニヤケタ顔つきは、海外の人たちには一体どんな風に映っているのか? 日本人の多くは「気持ちが悪い」或いは「わざとらしい」または好意的に見る人でも「少々違和感がある」と感じているはずですが、外国人にはどう見えるのでしょうね。


インタビューの時に質問者を見ることなく完全なカメラ目線でしゃべり続ける首相はかなりの批判を浴びて、さすがに一徹なカメラ目線は最近少し修整されているようですが、あの「ウスラ笑い」のニヤケ顔は今も維持しているようで、一体何を考えているのが不思議でなりません。おそらくイイと思ってやっているのでしょうね??  不思議です。何か素人には計り知れないような交渉術上の効果があったりするんでしょうか?