独立FPの独白ブログ

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■アジア的サッカー


先手先手で得点されサウジに負けたわが日本代表。残念でした。しかし、思えば準々決勝の豪戦で16本のシュートのうち1本しか決まらなかったことと、勝つには勝ったけど90分で決着をつけられなかった事は、サウジ戦の大きな敗因となったのではないでしょうかね。


なぜシュートをしないのだといつも責められて、そこでなんとかシュートを打つも、何回も枠を外すすと決定力なしと叱られる、格好悪いからと今度はシュートをなるべく打たないでパスしちゃう。スペースが見つからないからと自分で突っ込んだりもせずに誰かにパスしちゃう。特に前半のシュートしない状態は異常だったでしょ?


パスを出す名人は何人かいても相手ゴール付近に突進したりグルグル動いて強引にスペースを作り出すには、体力が残っていない。体力十分の控え選手はあまり信頼されていないらしい。うううむ、この感じでは、今のこのチームでは勝ってはいけなかったのだと思います。負けて良かったのです。


今日、元サッカー部OBの某氏が言っていました。アジア杯のような環境で勝ち抜いても意味があるのかと。
とんでもない高温多湿、観客まばら、ピッチは凸凹、多分宿泊施設などもあまり恵まれず、飲み水、食料にもかなり気を遣うような、簡単に言えば劣悪な環境で勝ち抜いたとしても、その力が世界のサッカーの本舞台ではあまり通用しない。
対戦相手も多くが同レベル以下、がっちりと引いて守り、カウンター狙いばかり。こういう環境、こういう相手とのアジア杯で勝つ意味があるのかどうか疑問だとの意見。たしかに一理あると思えました。


アジアではいつもギリギリ予選通過だが、W杯本ちゃんでは結構上位に食い込む、といようなことが可能なら、そのほうがゲームを観る方としては楽しめるのかも知れませんね。
それにしてもあれほどまでに全身汗みずく、顔も火照って放心したような表情で、ふらつきながら賢明にパスを回し続けるサッカーは確かに観ていて楽しくないですなあ。本人たち、きっと楽しくないに違いない。お疲れさんでした!!


3決の韓国戦はどちらかといえば勝利への執念で韓国に分がありそうですし。まあいいか。
韓国戦は適当に楽しく色々試しちゃったらどうでしょうか。全員控えとかかも??