独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■世界最大原発

★地震で火災が発生した柏崎原発はその総出力が世界で一番なのだそうです。知りませんでした。

日本の原発、信頼性に懸念・海外メディアが批判、中越沖地震
 新潟県中越沖地震で放射能を含む水が海水に流れた問題について、海外メディアは日本の原発の信頼性への懸念を一斉に伝えた。英BBC(電子版)は「日本の原子力発電所の安全性には昔から懸念があった」と指摘。18日、東京電力が放射能量を少なく公表したことが判明すると、英ロイター通信、米AP通信は相次ぎ速報し「実際の放射能漏れは1.5倍もの量」(AP)と厳しく批判した。
 東電の対応を問題視する報道が多く、米紙ニューヨーク・タイムズは放射能漏れをめぐって発表が二転三転した経緯を詳細に説明。米紙ワシントン・ポストは過去の事故についても触れながら「日本の原発業界には事故もみ消しの歴史がある」と指摘した。
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(同)は昨年改定された原発の耐震指針について「過去25年で初めての改定だったが、それから10カ月もたっていない」と日本政府の監督体制を疑問視。「原発は自然災害だけでなく、テロリストによる破壊工作に対しても弱い」との専門家の見方を紹介した。(23:06)


このニュースは今のところあまり大きく報じられていないようですが、国際社会での日本に対する評価という面では、今や日常茶飯事の閣僚の失言問題とは比較にならないマイナス効果が懸念されます。マイナス評価という以上にひょっとすると危険な国家のブラックリストに載ってしまうのではと思います。


火災発生後の情報は例によって小出しにされ、いつもの「隠蔽工作」が行われていると考える人も多いことでしょう。次々と情報が修正(悪い方向に)される中で、政府は「東京電力に報告を正確に迅速にするよう指示」したということですが、このような重大な事故の情報を政府への相談無しに公開することなどあるのでしょうか?


今の政府の実情が29日の参院選投票に向けてプラスになることしか出来ない状況だとすれば、とりあえず国内向けの受け狙い対策が優先されることでしょう。
IAEAが日本への調査団派遣を申し入れてきたらしいし・・・。
次回からの6カ国協議の議題は「日本の原子力の規制と監督強化」が加わるかも知れませんね。ホントのはなし・・・。