独立FPの独白ブログ

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■2011年問題


2002年年末に買って以来4年半使ってきたDVDレコーダーの調子がおかしくなり、買い換えることにしました。当初パナソニック製初期の普及機種だったDMR−HS2には40GBのハードディスクが内蔵され、標準画質モードで19時間まで録画できる、当時としてはまずまずの機能だったと思われます。


当時を思い出せば我が家から車で5分のダイクマ府中店がヤマダ電機に衣替えをしたばかりで開店セール期間中だったのでした。立川のビッグカメラと府中のコジマ(ケーズ電気はまだ無かったと思う)、その他多摩地区の家電量販店を見比べていちばん安かったと記憶しています。(最近の池袋家電店戦争のニュースでそのころのことを思い出しました。)


そのレコーダーも時々画像が乱れるようになったため、これぞと思う大事な録画の失敗を避けるため、思い切って買い替えたのですが、ストックのディスクとの相性とか、音楽保存機能とか、ダブルチューナーの便利さとかから同じメーカーの最新機種に決定したのです。
そのDMRーXW31というレコーダー、交渉の結果金額は先代機種の2割安くらいですが、2番組同時録画OK、HD容量は12倍強、標準的な画質なら200時間以上、一段上の画質(XPという)でも110時間ほどの貯め取りが可能です。家電の進歩は恐ろしいほどですね。


そしてこのレコーダーは地上デジタル放送を同時に2番組録画できるというダブルチューナー内臓です。
2011年には地上アナログ放送が終了するということなので、あと3年くらいで考えないとと思っていたテレビの買い替え問題はひとまず心配無用となりました。
DVDレコーダーの買い替え、というだけでなく、新たに地上波デジタルのチューナーを買うことでもあるという意味を考えて、少し高いけれどダブルチューナーの上位機種に決めたのでした。


しかしケーブルテレビではない我が家では、考えてみればテレビの電波はまずアンテナで受信するものです。
さっそく調べたところ、私の住んでいる国立地区は東京タワーからの受信では電波障害があるため、多摩市にある多摩中継局にアンテナを向けているのですが、その多摩中継局から地上波デジタル放送が開始されるのは2009年だということが判明しました。ということは地上波デジタル放送はまだ2年先まで見られないのです!!!



レコーダーを購入したヤマダ電機でも、コジマ、ケーズ電気、ビッグカメラともに、その情報をくれた販売店はありませんでした。地上波デジタル放送開始の時期については、あえて言わないようにしれいるのかも知れません。デジタル放送受信が主目的ではなかったし、BSデジタルはOKだったので、それほど大きな問題ではありませんが、これでいいのだろうかと疑問を覚えたのです。安売り競争は結構ですが、本当はこういう情報提供などの部分でも競争して頂きたいものです。