独立FPの独白ブログ

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■13日の金曜日

13日の金曜日と聞けば殺人鬼ジェイソンが登場するアメリカのホラー映画を想起するのが最近では一般的でしょうか。それともキリスト教圏での不吉な日であるらしいという印象でしょうか。
もともとはキリストが処刑された日ということから不吉な日ということになったようですが、WIKIぺディアなどによれば、本当は14日だたとの説や15日との説まであって、これについては結構いい加減なのですね。


しかし、13という数字にはやはり様々な不吉な印象がつきまとうのは事実ですね。1年は12ヶ月でありその12からはじかれた数字である。キリスト最後の晩餐で13番目に席に着いたのがユダだったという説。また、事故を起こして月面着陸を断念したアポロ【13】号の打ち上げが中部標準時で13:13であったとか、事故の日が4月13日であったとか・・・。日本でもなぜか絞首刑台に上がる階段は13階段と言われていますし。きりがありません。


さて本日7月13日の金曜日は日本では「参院選の投票開始の日」です。
我が家にも4人分の「参議院議員選挙投票所入場整理券」のハガキが昼前に届きました。当初予定の投票日22日が与党の思惑によって29日に伸びてしまい、夏休み突入によって投票率低下が心配されています。
しかし、最近は期日前投票の制度がかなり便利に整備されていますので、29日は都合がつかないというのは投票をサボる言い訳にはなりませんね。


案内によれば期日前投票は13日から28日の毎日、午前8時30分から午後8時まで市役所に設けられた期日前投票所に行けばOKです。各自治体で役所や市民会館などたくさん期日前投票所が設けられているし、時間もかなりの幅がありますね。都合がつかないという言い訳はほぼあり得ないでしょう。


前回総選挙の時に新聞コラムである政治学者が書いていたことですが「投票しないということは、自分が不満を感じている国や行政の制度や施策、社会の仕組みなどに対して、結果としてはそれを信任する効果をもたらす」のです。
森(元)首相が言っていた「無関心層はこのまま眠っていてくれればイイ」の言葉はまさしく現政権側の本音と言えるでしょう。
「今のままで良い」と信じる人は堂々とサボっても結構ですが、少しでも不満を持つひとはなんとかして投票に行って頂きたいですね。


いつも思うのですが、バカバカしくも恐ろしい方向に国が向かってゆくのが現実であったとしても、それが多くの国民の選択ならまだ諦めがつきますが、国民の2〜3割り程度の人たちの意思でそんなことになるようなら、とても我慢できませんから・・・。


参院選の投票日は7月13日〜29日の17日間もあるのです。さあ投票に行きましょう。