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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■ウイスキーのグレード


「ウヰスキー」と書いてウイスキーですが、この文字を知るのは何歳以上の人たちでしょうか。
ウイスキー文化史をひも解くには時間も能力もありませんが、自分のウイスキー遍歴についてふと思いついて書いています。


初めてウイスキーを口にしたのはオボロゲな記憶ながら多分15〜16歳(中3或いは高1)時代の自室のベッドの上でした。当時一瓶確か300円くらいだった「トリスウイスキー」をコッソリ買って来て親に見つからないようにベッドの下に隠していたものです。
親にオヤスミと言って自室にこもってからコッソリとビンを取り出したのでベッドの上なんです。


グラスなんていう気の効いたものはなく、ウイスキーのビンのふたにとくとくとトリスを注いで、ちびりと飲んだあのときの感覚が今でもハッキリと蘇ってくるほどに強烈でした。口に入れた途端にグーッと来るあの強い香と、舌の上から喉の奥、食道を通るあの熱い感触と胃の中に収まってからの燃えるような感覚。そして数分後にはアタマがくらくらしてベッドで胡坐をかいていた少年はそのままグルグルと身体が廻り続けるという初めての体験をしたわけです。
あのときのトリスがもの凄く懐かしいです。まあ、あれを今飲んだところで、おそらくそんなに美味くはないと思いますが。


サラリーマン時代になると口にするウイスキーの銘柄が異常なほど多様化します。
普段仲間で飲みに行く店ではボトルキープはヘイグとかカティサークとか・・・正直言うとサントリーホワイトとかでしょう、まあせいぜい頑張っても年に一度のキャンペーン期間中とかの低価格でキープした「スーパーニッカ」位でしょうねえ。
当時は輸入規制とか税金の関係で輸入物の洋酒は国産に比べてずいぶん高価でした。ホワイトホースが千円だなんて、思えば信じられないほど安くなりました。


海外出張などの際に必ず誰かに頼まれたのが免税店で買ってくる「シーバス」「オールドパー」「バレンタインの17年」「ロイヤルサルート」、高級ウイスキーの代名詞のこれらのウイスキーは、税制の変化でもの凄く価格が安くなった今に至ってもまだ簡単には飲めませんよね。これまでに飲んだ一番高価なウイスキーはおそらくバレンタインの30年かロイヤルサルートだと思いますが、よく覚えてはいないのです。酔ってたので・・・。


家で飲むウイスキーも時代と共にいろいろと変わりました。
銘柄の変遷を並べても大して受けそうも無いので止めておきますが、最近飲んでいるのは恥ずかしながら「オールド」なんですが、これが実に感慨深いわけなんです。
大昔にはオールドは憧れのブランドでしたが、おる時期以降は「いまどきオールドなんて」と生意気にも思っていたこともあったのでした。


本当に美味しいウイスキーというものは、私の経験では多分5千円を超えるものであって、それ以下のウイスキーは、まああまり大差は無いのではなんて思います。予算の関係で、そして余計な見栄を張る余力も無いので、最近はできるだけ安価に仕入れられるウイスキーを飲むようになっています。そして結論なんですが、日本酒ほどこだわりの感覚の無いウイスキーに関して今は、お正月など特別な時期限定でちょいと値の張るシングルモルトを買う以外は、1200円程度で買える普通の「サントリー・オールド」などが最も無難なのであります。


今夜はセールで買ってきた割安のバレンタイン(普通酒です)の水割りを横に置いてこれを書いています。