3メガバンク、賞与引き上げへ・5―10%
3大メガバンクが2007年度の従業員賞与をそろって引き上げる。三菱東京UFJ銀行は組合の要求通り、賞与の支払総額を前年度比5%増とすることを経営側が回答。みずほフィナンシャルグループも要求通り、10%増で回答した。三井住友銀行は10%増ですでに妥結している。3大メガバンクは公的資金を完済しており、待遇改善で従業員の士気向上につなげる狙いだ。(07:02)
国民生活の向上のためには金融の健全化が欠かせないそうです。
そのためには銀行の業績回復が優先されるようです。
国は国民の血税を投入して大銀行を支援し、
国民は借りる時の金利の100分の1の預金金利にも文句を言わず、
預金より有利ですと銀行自身から薦められれば、よくわからないのに投資信託とか外貨預金とかを素直に買って銀行の売り上げアップに協力し、
自分のお金を引き出すのにも黙って手数料を支払い、
大企業の生き残りのために多くの中小企業が倒産を強いられ、
そうして銀行は自民党への政治献金を復活できそうなところまで業績を回復しつつあるらしい。
そして、今年、就職したい企業の人気ランキングの上位にもメガバンクが戻ってきたらしい。めでたいですねえ。
日本人は本当に心の広い国民なのです。