独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■洞爺湖の超高級リゾート

北海道洞爺湖サミット」 来年7月7−9日開催

 安倍晋三首相は19日午前、日本で来年開く主要国首脳会議(サミット)の正式名称を「北海道洞爺湖サミット」とし、7月7日から9日までの3日間開催することを明らかにした。視察中の北海道洞爺湖町で記者団の質問に答えた。
 首相は19日朝から高橋はるみ北海道知事らと、首脳会議の会場となる同町内の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」や洞爺湖周辺を視察。記者団に「来年のテーマとなる環境を語るのにふさわしい場所と確信した。この地から日本の自然の美しさ、美しい日本を発信したい」と意気込みを語った。


北海道での開催が決まったサミットの象徴的な施設のひとつがこのホテルですね。
私はこのホテルが「ホテルエイペックス洞爺」と呼ばれていた10年ほど前に、ここのスイートルームに宿泊したことがあります。
義理の母が当時働いていた職場が会員であったことから、めちゃくちゃに安い費用でこの高級ホテルのしかもスイートルームに宿泊できたのです。


我々を含めた親戚2家族一緒の宿泊でしたが、その立地条件と室内の広さと眺望にビックリの連発でした。東側の窓からは洞爺湖を、そして西側には内浦湾(通称:噴火湾)を一望に出来る大きなリビングで、生まれて初めての高級リゾート気分を満喫できたことは大変な幸運でした。


エイペック洞爺は一口数千万円というド高い会員権による収入を当て込んでいたもののバブル崩壊でその夢を断たれて会社が倒産。巨額の融資をしていた北海道拓殖銀行を破綻に追い込んで、その後しばらくは引き取り手も無く超高級廃墟となっていたという、まさしくバブルの象徴でありました。
夜に付近に散歩に出てキタキツネに遭遇したり、満天の星の間に流れ星を見られたりと、非常に感動的な記憶と共に、そうしたバブル崩壊の苦い印象も併せ持つ不思議な思い出に残った高級リゾートであるのです。


サミット開催のときに、バブル崩壊の犠牲者たちの怨霊が出てこないかと少々不安ですが・・・。
しかし、このニュースよく読んだらサミットは来年の7月なんでした。そのころは首相はこのひとじゃあないでしょう、かなりの確率で。