独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■無責任男は超真面目男


「わかっちゃいるけどやめられない」
お酒を飲みすぎて二日酔いの日など、自然に出てくるほどに頭に染み付いているこのフレーズを流行らせたのは言うまでもなく植木等さん。今日植木さんの訃報に触れ、私が思い出すのはどういうわけか小学生だったガキンチョ時代です。


毎日見てた大人のマンガ、毎週見てたシャボン玉ホリデーなどのテレビ番組、テレビで何度も放映されたクレイジーキャッツの映画、そしてなによりも思い出すのは、クレイジーソングの数々なのです。スーダラ節、ドント節、五万節、ハイそれまでよ、だまって俺について来い、ホンダラ行進曲・・・・これらの歌を小学生の私がかなりの部分を暗記して、意味も分からず一人で歌っていたものです。
ビートルズよりも、グループサウンズよりも、PPMよりも前に沢山覚えた愛唱歌がクレイジーの歌だったのです。そのリズムと明るいメロディと歌いっぷりが子供の私にはよほど強烈な印象だったのでしょうね。


そのクレイジーキャッツの間違いなく中心人物であった植木さんが亡くなってしまいました。最近少しさすがにお歳かなと感じたことがありましたが、ご病気だったらしいですね。黄金の7人はついに3人だけになってしまい残念ですね。
無責任男のキャラとは正反対の生真面目な方だったという植木さん。また、昭和の大物がひとり逝ってしまいました。


ご冥福をお祈りします。