独立FPの独白ブログ

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■元GSの実力派逝く


グループサウンズ大ブーム時代に私は小・中学生であったし、フォークソングの世界に惹かれてギター(エレキではなく)をいじり始めたこともあって、GSについてはテレビで見ていた程度の記憶しかありません。それでも、タイガース、テンプターズ、ブルーコメッツ、スパイダース、ワイルドワンズ、カーナビーツ、ヴィレッジシンガース、ゴールデンカップス(順不同、「ザ・」は省略です)など、次々とテレビに登場してきた彼らの姿とその代表的ヒット曲の記憶は結構強烈に残っています。多分毎日毎日インプットされていたためなのでしょうね。


その中でも、他のグループとはかなり雰囲気を異にする本格派で、重いサウンド、ウマイ、渋い、という印象が強かった本格派グループが「ザ・モップス」でした。あの頃そんな用語は無かったけれど「ビジュアル系」とは反対に位置する「実力派」の代表格が「モップス」であって、ボーカルの鈴木ヒロミツ氏はその象徴的存在でした。


私がのめりこんでいた吉田拓郎氏が提供した「たどり着いたらいつも雨降り」がモップスの大ヒット曲となったことや、当時のギタリスト星勝氏が井上陽水氏の曲作りに編曲や演奏で多大なる影響を与え続けたことなどもあり、モップスは私にとってちょっと特別な存在でもあります。
鈴木氏は解散後は役者、タレントとして芸能活動に入り、いい味を出していたようです。
ガンが見つかって数ヶ月で亡くなった鈴木ヒロミツさんの急死を悲しむ声が広がっているようです。
拓郎さんと同い年の60歳、若すぎますよね。
ご冥福をお祈りします。