独立FPの独白ブログ

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■みんなの談合

相変らず建設業界の談合摘発が続いており、ひょっとすると日本から談合がなくなる日が本当に来るかも知れないとすら思える今日この頃です。(絶対無くならないと思っていたのですが・・・)


O組、K組、S建設、T建設に高校や大学の同級生やお客様などが勤務しているので、彼らがもしもこの業務(談合調整役とか業界連絡窓口)に関わっていたら大変だっただろうと想像してしまうのです。個人経営ではなく会社員の業務としてのことなのだから、上司から命令を受けてそれこなした人が罪人になるのはあまりに気の毒ではないかと私は思います。


日本の職業分類の統計を見ると、圧倒的に多いのが「建設業」。狭い日本では土地や山河の有効利用が常に重要な要素であるからか、或いは分類自体が偏っているのかも知れませんが、いづれにしろ日本国中建設業者だらけの感があります。


立川市内のあるファミレスで仕事の打ち合わせ中に、すぐ近くの席に3人の建設業者らしき人達がドッカと腰を下ろしました。しばらくして彼らの良く通る声が漏れ聞こえてきました。
「そう言う訳で、アレはウチに下さいね。地元だしね」
「それからあっちの方は、ひとり1万くらいでいいやね」


・・・という会話です。いやあ、談合の現場を目撃した貴重な経験でありました。
この話題については多くを語らず・・・以上でした。