独立FPの独白ブログ

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■○○系ラーメン


ラーメンネタにはリスクがあります。行列ラーメン店の悪口を書いたりすると思わぬ敵を作ってしまう危険があるし、反対にあの店はウマイと書いても、へっ、あんなのウマイだなんてバッカじゃないかしら、とコケにされるかもしれませんから。でも書いちゃいます。


中野にある行列ラーメン店が西のほうに出した同名のお店には先月行って正直ガックリさせられましたが、思えば本店でもなぜかぬるいラーメンを食べさせられたことがあったので、この店はこんなもんかとも思います。店名は伏せておきます。


池袋発祥で関東近県に次々と店舗展開している有名店「大勝軒」の上北沢店が閉まってから1年あまり立つでしょうか。あのお店は非常に美味しくて大好きでしたが、店主がご高齢だったので閉店も致し方ありません。
ところで最近このチェーン店は一般的にやたらと量が多いお店が多いので要注意ですよね。吉祥寺店では量があまりに多くて食後に胃の周りが少々危ない状態になるほどでしたし、先日入った昭島店でもやっとの思いで完食しました。


また、相模原市内のあるお店では、麺が多いだけでなく、鰹節の切り身かと勘違いするほどにダシの効いた分厚いチャーシューがこれでもかと入っていてもうギブアップ寸前になったこともあります。(すべて大盛りではなく普通のラーメンです。多分歳のせいでしょうね)お腹によくなさそうだからもうこの店はやめようと思うのですが、味自体は嫌いではないので、時々入ってしまいます。
こんど勇気を出して「ミニラーメン」下さいって言ってみようかしら。この店のターゲットはあくまで学生さんなのかも・・・。


転職前の仕事の関係でほぼ10年間、週に2〜3日のペースで通っていた新杉田の「吉村家」は言わずと知れた「横浜・家系」の元祖です。姉妹店の本牧家が出来る前の「家系」という言葉もまだ無い時代でしたが、ほとんど毎回20分くらいの行列覚悟でしたし、昼に食べたのに夕方5時ごろにもう一度食べたことも数回あったほどでした。これはもう、はまっていたとしか言いようがありません。
「俺らの仲間は脂っこくて腹こわすから食わねえよ」とタクシーの運転手さん(多分50代)が言っていたのを思い出します。私はよく「油少な目、味薄め」で注文しておりました。(邪道ですか、余計なお世話です!)


現在横浜駅西口側に移っている吉村家に先日寄って見たのですが、近くに空いている駐車場が見当たらず、かつ、午後2時過ぎだというのに外にまでお客が並んでいたので、そこまで苦労しなくてもいいやと、諦めてしまいました。(本当は無理にもで入るべきだったと後悔しています)
そんな私が(どんな私か!)最近ウマイと思うラーメン店はその吉村家から分かれた本牧家で若い頃に修行した人が店長をやっている「たま家」(東京都多摩市)です。
家系こてこてを所望の方には少々おとなし過ぎるかもしれませんが、私にはジャストフィットです。ほうれん草が入ったらモアベターですが。


二軒目は西国分寺と国立の中間ほどのところにある白河ラーメン「孫市」です。あっさりとしたトリガラ系スープは大変美味しいのでついつい全部飲み干してしまいます。この系統の店が最近羽村にもできたので、こちらも時々仕事の途中で行くようになりました。


もう一軒は武蔵境、田無の中間当たりの不便な場所にある「あおば」で、ここは某所の「青葉」とはまったく無関係のお店。通うようになって5〜6年ほどになると思いますが、最近世間相場に迎合したのか少々油が多くなっていて気になります。しかしスープ自体が大変美味しく、まだまだ通いそうです。(あの店主に油少なめで、とお願いする勇気はありません)


というようなわけで、国立の帰り道途中にドンと構えたスパイダーヌードル(スパイダーヌードルは間違いなく若者向きなのです。先日小盛りを頼みましたがそれで丁度良かったです)を除けば、こんなところがお気に入りラーメン店という感じです。
たま家は家系といえどもさほどこってりではなく、その他の2店はあきらかにアッサリ系、実はもう一軒のマイフェイバリット店、秋川の太公望も魚系アッサリスープのラーメン店です。
私もやはり歳をとったということなのでしょう。今もしも、元祖家系の吉村家に行ったら、ひょっとすると後悔することになるのかもしれません。