独立FPの独白ブログ

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■今日もマスコミねた

高裁、NHKに賠償命令・番組改編訴訟で
 従軍慰安婦問題を巡る民間法廷を取り上げたNHKの特集番組に取材協力した市民団体が、無断で番組内容を改編されたとして、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。
 南敏文裁判長は「NHK幹部らは国会議員の発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)して当たり障りのない内容にした」と認定。制作会社1社だけに賠償を命じた一審判決を変更し、NHKと2社に計200万円の支払いを命じた。NHKは直ちに上告した。
 訴えたのは、市民団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(東京)。原告側は「政治家らが直接介入した」と主張したが、同裁判長は「一般論以上に具体的な話や示唆をしたとは認められない」と退けた。
(日本経済新聞社

この問題が明るみに出てきたころには、今では総理となった安倍晋三副官房長官がNHKに言外に圧力をかけた云々と言われていたように記憶しています。ところがこのことについて激しく批判的報道をしていた朝日新聞の記者が情報捏造の疑惑を持たれてしまい、トーンダウンしたのではなかっただろうか?
当時NHK会長だった帝王海老沢氏は現在ちゃんと「横綱審議会」会長などに収まっているが、その大相撲では横綱がらみの八百長疑惑が問題になっている。偉い人というのはいつもいつもなんらかの黒い影がつきまとう運命なのでしょうかね。


それにしても政権べったりの側も、それを批判する側も、どちらも情報操作をしていた可能性があります。
我々が学ぶべきことは単純明快です。NHKであろうが民放であろうが、テレビ局というところは情報を捻じ曲げて放出してしまう可能性があり、それはテレビにかぎらず新聞でも週刊誌でも同様だということです。
さらに、これは日本だけのことでもないわけですから、もう必然とも言うべきものです。
つまり、マスコミの言うことをそのまま受け入れることだけは決してしてはならないということでしょう。