読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■FP無料相談会

私はFPとして日本FP協会に加盟しています。毎年年会費を納め、協会誌を購読し、資格維持のための継続教育(講義や通信などいろいろ)を受けています。AFP或いはCFPを名乗るにはこの団体の会員である必要があります。
2年ほど前からFP技能士(3級〜1級)という国家資格(!)が出来たので、そちらに合格して認定されている者なら、FPであることを表明するためだけであれば日本FP協会の会員である必要はなくなりました。しかし長年親しんできた「AFP」の称号もなんとなく捨てがたく、定期的な教育を受けることは面倒ではあっても、ある程度は刺激にもなっていますし、そのまま会員となっています。


一般の人達に向けて我々会員のHPを紹介してくれるページもあるし、そのサイトからリンクを辿って実際の相談のために私のウエブサイトに訪れてくださる方もたまにおられますから、集客のメリットも多少はあるのです。


ところでFP協会は一般消費者向けの無料のFP相談会を各地で開催しており、その相談会には各地に在住のFP達がボランティアで借り出されて様々な相談を受けたり、開催事務などを手伝ったりしています。相談を受けることになったFPは1ヶ月以上前から何時間か費やして、相談応対時の基本姿勢や基礎知識の確認などを行って開催日を迎えます。(私はこのボランティアを請け負ったことはまだありません)


あるFP仲間から聞いたところによれば、相談員のFPは相談を持ち込む人に名刺を出すことは許されません。協会主催の相談会で個人的なPRは許されないということなのでしょう。したがって相談をした人が、仮にA氏というFPが大変信頼できそうだと感じて、今後より詳しく具体的な相談をしたいと思ったとしても、連絡先などをその方にお伝えすることもご法度なので、どうしようもありません。
無料相談会の相談員を買って出たFPが、そこで誰かに気に入ってもらえたとしても、その後にビジネスとしてFP相談を行うという道が閉ざされています。より具体的な相談を望む人には、協会登録のCFPの限られた先生が後日お受けすることになっているようなのです。


これは一体どういうことでしょうか?無料の相談程度なら受けられても、有料の本格的な相談となるとそこらのヒラのFPではできませんよということなのか、それとも、そもそも本格的なFP相談の顧客開拓の手段としてボランティアを使って相談会を展開しているのでしょうか?CFPでもなく理事でも事務局でもないただ会費を払っているだけのヒラFPの私には本当のところは分かりません。


さて、先日、ある方が協会とはまったく無関係に、当社フォーライフのHPをご覧になって保険や貯蓄のFP相談を申し込んで来られました。その方の話では、加入している生命保険の更新時期までひと月を切ったので、今後の保険をどうするべきかについての相談をFP協会に申し込んだところ、なんと、2ヶ月先まで予約が詰まっていると言われたのだそうです。そこで、あらためて相談相手を探した結果、私とめぐり合ったらしいのです。


そのような切羽詰った状態でのご相談に、私なら即日とりあえずメールで回答し、一日でも早く面会できるように段取りを取ります。数週間も待たせるなど想像も出来ません。(現に私は数日後にお会いしました。)
協会はそうした個々の相談要請をどう考えているのでしょうか、ヒラの私には理解できません。
しかし、今年もキチンと会費は納めましたし、資格継続のための講座も申込みをしたところです。
私が常日頃思っている「組織というものの不可思議」をここでも実感してしまうのです。組織とは一体何のための存在なのでしょうか? でも、弱小の個人は結局は組織には逆らえませんからねえ。
関係者以外の方には分けの分からない話かも知れませんね。どうもすみません。