今朝のNHKニュースを見ていたら、硫黄島2部作に関してのクリントイーストウッド監督のインタビューを放送していました。そこで驚いたことにイーストウッド氏の話しは字幕でなく吹き替えだったのですが、いつものように訳の分からんスタッフか誰かのどへたでいい加減な吹き替えではなく、なんとあの野沢那智さんの声ではありませんか。私は早朝から映画でもないのにナッチャンの声でクリントイーストウッドが日本語をしゃべる姿に少なからず感動を覚えたものです。
実は夜の「クローズアップ現代」用に作られたインタビューの一部を流したらしいのですが、こどもの頃よく見ていたテレビの洋画番組を懐かしく思い出してしまった朝となりました。
しかし、イーストウッドの吹き替えはルパン3世・山田康雄さんの死去の後を受けたものであって、野沢那智氏でより印象の強いのは、アラン・ドロン、デビット・マッカラム、ブルース・ウィリス、ジュリアーノ・ジェンマ、ロバート・レッドフォード などの声でしょう。
私としてはなんと言ってもデビット・マッカラム、というよりも「0011ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキンの時の印象が強烈です。小学校5、6年生くらいのころ8時か9時から放送していたこの少々軟派なスパイアクションTV映画には毎週毎週心を奪われて見ていた記憶があります。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンが次点というところでしょうか。スターウオーズのC−3POもかなりのはまり役でしたね。
しかし、やはり、どうしても、なっちゃんの声を聞くと胸が締め付けられるほどの郷愁とともに、ナッチャコパックが聞きたくなってしまいます。
まだお二人とも元気なのだから、あの超名コンビでまたラジオ番組をやってくれませんでしょうかねえ。
野沢那智さん、今も大好きです。