独立FPの独白ブログ

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■チョットだけひと安心

下院で過半数の民主、上院も勝利の可能性 米中間選挙
【ワシントン=有元隆志】7日投票が行われた米中間選挙は即日開票の結果、下院で民主党が12年ぶりに過半数を奪還した。33議席が改選された上院(定数100)は非改選も含め共和党、民主党(民主系無所属を含む)それぞれが獲得した議席は49でまったくの互角。歴史的な大激戦で再集計の可能性も出てきたバージニア州と接戦が続くモンタナ州の結果次第では、民主党が上院でも多数を占める可能性もある。

このたびの中間選挙でもしも共和党が過半数維持でもすることになれば、アメリカの現政権だけではなくアメリカ人も大嫌いになるところでした。いくらなんでもそんなことは無いはずと信じていましたが、なんとかひと安心の状況になりそうです。上院はギリギリなので、大勝利とは行かないようですが、まああまり急激な転換もかえって「窮鼠猫を噛む」状態になってブッシュが狂って暴走する危険がありそうだから、これでいいのでしょう。

ネオリベネオコンの推し進める全世界米国市場化戦略に少しは(ほんの少しはでしょうが)ブレーキが掛かる可能性が出てきたことは我々普通の人類にとってまことにめでたいことです。
ただ、米国民のブッシュ批判の大半は「間違った戦争を始めたこと」にではなく、「戦争に勝てないでいること」への不満であるという分析もあるようで、いじめっ子国家アメリカが少し落ち着いた大人の国に戻るにはもう少し時間が掛かるとは思います。


日本人は間違った戦争を全面支持した国な訳ですが、その責任は誰がどのように負うのでしょうか。