独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■夢は必ず実現する


Wシリーズ(野球)優勝決定の瞬間に田口選手がグラウンドに立っていたことを、日本人として素直に嬉しく思うし、何度も何度も挫折しかけながらも自らの居場所を懸命に探り続けて、とうとう夢の舞台に立つことになった田口選手のひたむきさに心から敬意を表したいと思います。


つい先日日本一で宙に舞った新庄選手といい、田口選手といい、自分の好きなことを、自分の行きたい方向へひたすら進み続けてきた人のゴールインの歓喜に感情移入させてもらい、元気をもらい、感謝しています。
このトピックスから思うこと、考えさせられることは数多いのですが、物書きでない私にはとてもまとめ切れません。今現在私の心の中に渦巻いている様々な思いや気持ちをひとつだけ書いておくとすれば、それは「夢を追う」ということについてです。


田口選手はメジャーとマイナーとを何度も往復してもあきらめず、メジャーではチームのなかで自らの力をどう発揮すれば良いか(生き残れるか)を模索し続けて、ついに夢のメジャー制覇を達成しました。
一方の新庄選手はそのコメントを集めただけでも数冊の本が出来てしまうほどの(実際に出版されてます)ユニークな発想や言動を披露しつつ、じつは大好きな野球を自分にとって理想の形で貫徹することに、コツコツと日々エネルギーを注ぎ込み続けていました。(17年使い続けたというグラブの話しなどその象徴)
そして、帰国後3年で北海道の大地に蒔いたプロ野球のタネを大きく育てて開花させました。


二人のこどもの頃の夢を実際に聞いたことはありませんが、多分ある時期から「プロ野球選手として成功したい」という夢を追い続けてきたことでしょう。その夢は、それぞれ少し違う形で実現したのだと感じますし、彼らの夢に向かう姿勢はこれからも形を変えながら続いてい行くのだろうと想像します。


「夢みたいなことばかり言ってないで現実を見ろ」
「そんなことは誰にもできることじゃない」
「人間には器というものがあることを知れ」
「目を覚まして身を固めろ」
などなど、若者の夢に水をかける大人の発言が今もどれだけの逸材を社会から葬っていることか。しかし本当に自分の夢を大切にする気持ちが強ければ、こうした大人からの「怠惰への誘惑」に負けることは無いはずです。


スポーツ選手に限らず、自らの好きな道を突き進む人達の活躍から、
『追い求め続けてさえいれば夢は形を変えてでも必ず実現される』
ということを学ぶべきだと思います。