独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■警察官の飲酒運転

警察官・職員の飲酒運転懲戒処分、昨年上回る26人

飲酒運転に絡んで懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、今月4日現在で26人に上り、昨年1年間の25人を上回ったことが警察庁の調べで分かった。
漆間巌長官は、5日の定例会見で、「政府を挙げて飲酒運転の根絶を進める中、その中核となる警察職員が検挙されたことは言語道断。意識改革をしなければならない」と、危機感をあらわにしており、都道府県警に対し、飲酒運転に絞った緊急監察を行うことを明らかにした。
同庁の緊急調査によると、懲戒処分が行われていたのは、北海道や栃木、群馬など18都道県の警察本部で、処分の内訳は、免職2人、停職20人、減給2人、戒告2人だった。
違反内容は、正常な運転ができない酒酔い運転が2人、酒気帯び運転が20人で、飲酒した警察職員の運転する車に同乗したとして処分された人も2人いた。(2006年10月5日20時21分 読売新聞)

さて、この報道からなにを感じますか。
私は、今年は特に警察官の飲酒運転が多い年なのだとはまったく思いません。
飲酒運転による重大事故が世間の注目を集めている昨今なので、
「これまでは無かったことにしていた事故や事件も最近は明るみに出て来る可能性が高くなった」
「マスコミが狙っているので、揉み消しがしにくくなってしまった」
「内部からの情報リークが増えた」
というようなことが主な理由なのであって、警察関係者の飲酒運転は以前からずーっと恒常的に行われていたと見るほうがより自然だと思っております。


ニュースなどでは、なぜこうした不祥事が多発するのかという表現をしていますが、むしろ、今まで隠していたらしいという役所の体質のほうにこそ目を向けるべきなのだと思うのですが・・・。
日本ってどうしていつもこうなんでしょう。