独立FPの独白ブログ

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■宝くじは江戸時代から

先週末にサマージャンボ宝くじの当選発表があったようです。くじ運の弱い私はここ10数年たからクジは買っていないので詳しいことは知りません。
確か生命保険営業マン時代に20名くらいの仲間でジャンボ宝くじのマトメ買いをした記憶があります。かすかにしか覚えていないのは、忘れる程度の成果しかなかったからでしょう。
マトメ買いにしろ個人のトライにしろ、生まれてこのかた、通しで10枚買えば必ず当たる最低賞2枚しか当てた記憶はないのです。


私は生来ギャンブルには滅法弱く、パチンコ、麻雀、スマートボール、ジャン球(古過ぎる?)、ポーカーからコインゲーム、スロットマシン、セブンブリッジ、UNOに至るまで(競馬競輪ははなから諦めていて全く経験なし)ギャンブルというギャンブルにことごとく弱いのです。そうと思っているからこそ、そんなにひどい借金もせずにここまで一応まっとうに生きてこられたのかも知れません。それでも宝くじは何となくたまに買ってしまっていたわけですが、たまにしか買わないから益々当たらない訳だったのでしょう。


形式も規模も違うものの、宝くじは江戸時代から「富くじ」として庶民生活にも行き渡っていたようで、いくつもの落語のねたにもなっています。富久、宿屋の富、水屋の富、など結構ありますね。


古今亭志ん朝さんの「御慶」という噺を聴きましたが、これは相当な爆笑ネタで、このCDの志ん朝さんはかなりの乗りで演じています。こんな爆笑ねたを独演会の演目に選んだこと自体、この頃は志ん朝さんの「調子の良い時期」だったということなのでしょう。(1980年頃です)
全ての会話がバカバカしく、初めから終わりまでハズレ気味の主人公の八っつあんがドタバタで爆走する様子を、ビックリするほど明るく飛ぶように演じ切っています。


借金地獄で年も越せないはずだった八っつあんが打って変わって迎える明るいお正月。
仕事のストレスなどが溜まっているひとには、日頃のウップンばらしにも良いかも知れませんね。
一緒に収録の「崇徳院」も明るくて楽しいのんきなお噺ですので、お奨めです。


落語名人会(27)

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