独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■今がワールドカップ

決勝トーナメントが始まってから、というより我が「ジーコサムライ」(関係ないがギター侍はいまどうしてますか?)が姿を消してからは、ようやくサッカーをサッカーとして観ているような気分になっています。
ただ勝ちさえすれば良いだけの自国チームの応援は、本当に面白い試合とは無縁の世界です。
どんなにみっともない試合でもいいから勝ってくれ!! が本音ですもんね。
だから、これからこそは異常な思い入れとは少し違った普通の見方ができるというものです。
今回は所謂強豪国がほぼ順当に勝ち上がってきていますし、やっと世界最高峰のサッカーを楽しむという境地ですね。


今日まで行われた6試合で総得点が8点ですから1試合当たり1.33点ですが、グループリーグでの1試合当たり得点は2.43点でした。(適当に数えてみましたが間違ってたらすみません)
トーナメント15試合のうちの6試合だけではありますが、そう簡単に点が入らなくなったと言うか、守りが更に堅くなっているというのか、どちらにせよ試合がしまってきた感じですね。


日曜日未明のアルゼンチン×メキシコの試合なんか、負けた方のメキシコの守備は最後まで素晴らしい迫力でしたし、その堅守を一発の個人技で破壊したアルゼンチンの凄さも、素人目にもぞくぞくするばかりでしたね。
日本の敗因分析や今後の新体制への期待を込めたニュースを見聞きしながらも、残り3分の1の究極のサッカーを日本との違いを感じながらジックリを観るべきです。


俄かサッカーファンの人達もここで観るのをやめてしまっては本当の凄さが分かりません。ハイライトだけではなく、幾つかの試合をキチンと見れば、今後の見方に深みが増し、サッカーファン全体のレベルが上がり、そしてゆくゆくは本当に「なかなか強いニッポン」の誕生にも繋がるでしょう。
俄かサッカーファンの皆様、本当は野球ファンの皆様、今やっているのが世界のサッカーなんです。
イタリアをアルゼンチンをドイツをイングランドを・・・・楽しく応援いたしましょう。