独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■3日坊主

大昔のことですが、就職活動の際に履歴書を書いていて少し困ったのは、ジックリ取り組んできたこと、長期間コツコツと続けていることなどが殆ど無いという自分の3日坊主ブリでした。


古くは小1から始めたピアノのおけいこは5年生で(嫌になって)やめたし、中1から始めた部活のバスケットボールは高2になる前の春に(受験勉強を口実に)退部したし、大学のサークルは(少々内部紛争的問題もあって)2年までだったし、ゼミには(入ゼミ試験に落ちて)入らなかったし、マラソンも日記もやっていないし・・・・・といったような具合なのです。


自分の得意なことは何なのか、どんなことに熱中したのか、自分の「売り」は一体何であるのか、アピールすべきものがほとんど無いことに愕然としてしまいました。
更に学業成績(評価Aの単位数)は見事に学部の平均と同じであったし、ひょっとして自分には何一つ売れそうなものは無いのではないかと結構不安になったものです。


「継続は力なり」とはミミタコタームですが、現実には継続こそが非常に高度な才能と努力を必要とするものなのであって、継続する努力を継続することが人生最大の難問かもしれませんよね。みなさんは如何ですか?


最近になってようやく、少し人に自慢しても罰は当たらんだろうと思える継続していることを持つようになっています。


仕事については転職以降、保険一筋17年です。これはさすがに自信があります。


2002年夏から始めた早朝のジョギングまたはウオーキング及び時々の水泳は昨年末から4ヶ月ブランのブランクを除いて現在も継続しています。


2001年夏に決行した「完全禁煙」はこの夏についに5周年となります。(まったくのゼロ本ですから完全です)。


そして、昨年秋に始めたブログでの日記は7ヶ月と1週間、毎日継続中です。


考えてみれば、仕事上、健康上の理由から必要性がハッキリしているからこそ続けられているのは明白です。やはり人間は眠る時がもっとも幸福を感じる生き物なのですから、必要性を明確に自覚する対象でなければ、意味も無く努力することなどできないのでしょう。


継続は力なり・・・ですが、現実には継続できる力は最大の能力、努力できることは才能、ということなのです。
凡人は努力することについて努力するしかないのです。