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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■ブラックホーク・ダウン

映画

連休中はヒマなのは私だけで家族はみな忙しく、どこにも行く予定もないので、読書三昧をと思っていたのですが、いざ時間が出来てみると以外に読書は進みません。
どうしてなのか不思議ですが、このままなんとなく時を過ごすのも情けないので、せめて録画して溜めてあった映画のビデオを見ることにしています。
ずっと気になっていた「ブラックホーク・ダウン」を見ることが出来ました。

1993年10月3日の米軍によるソマリア侵攻の失敗を描いた戦争超大作。ミッションは1時間で終了するはずだったが、米軍最新ヘリ・ブラックホークの墜落によってすべての歯車が狂い始め、兵士たちは地獄を体験することになる。
出演はジョシュ・ハートネットユアン・マクレガートム・サイズモアなどなど魅力的面々だが、戦場のさなか彼らの顔すら判別できないほど熾烈な戦闘シーンが大半を占めるのは、リアリズムのたまものか。
ただし監督のリドリー・スコットは「これは観客に問いかける映画であって、答えを提供する映画ではない」と語っているが、結果としては大国アメリカの正義を強調する映画に仕上がってしまっている気もしてならない

・・・というこのコメントはアマゾンの紹介レビューです。戦争映画というよりは戦闘映画といったほうが当たっているでしょう。いつ終わるとも知れない戦闘(つまり殺し合い)のシーンがひたすらにこれでもかとばかりに続きます。


コメントにもあるように、アメリカのプロパガンダ作品だという批判がかなり浴びせられたらしいのですが、私の見る限りではそのような印象は皆無です。あんなことを国民にさせているアメリカのどのあたりが美化されて見えるのか、私には理解不能です。狂気の沙汰です。


戦争のとてつもない残酷さ、誰かの命令で或いは煽動で、同じ人間と人間同士が殺しあい続けることの愚かしさ、恐ろしさ、悲しさを徹底的に見せ付けられたとしか思えません。


同じ映画でも観るものの環境や感性や心の状態によってまるで受け止め方が異なるのは当然ですが、この映画から「世界の平和のために犠牲を払うアメリカは偉い」などと感じる人が本当にいるとは私には思えません。
もしもこの映画にテーマがあるのだとすれば、「戦争とはつまり人殺しの応酬だ」ということに尽きると思いました。


こんな愚かしいことで、現実の世界では毎日多くの人間の仲間たちが死に続けているのです。そうした政策を間接的にであれ支持している人々は、そのことを心の奥で少しでも感じて欲しいものです。


私は戦争には反対します。なんでもかんでもです。



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