独立FPの独白ブログ

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■週間新潮創刊号

週刊新潮は明日発売です
という子供の声のコマーシャルを知っている人はおそらく私と同年代以上か若くても40歳台前半までではないかと思います。
小学校高学年頃には、よく父が家に持ち帰っていた週刊新潮を、そのお色気ネタなどを目的にひそかに盗み読みしていたことを懐かしく思い出します。


その週間新潮昭和31年の創刊号の完全復刻版が創刊50周年記念で発売になりましたが、私は誘惑に勝てず当時の定価の10倍にあたる300円でついつい買ってしまいました。
映画「3丁目の夕日」がかなりの評判となっているこの時期に、またまたレトロなものが出たものです。


若い頃の郷愁をさそうグッズはどの年代でもそれなりに惹かれるものと思いますが、特にあの昭和30年前後から40年にかけての時代の雰囲気と言うものは私などは強烈な懐かしさを覚えます。

週間平凡が廃刊になる時に出した過去を振り返る特集号も買いましたし、平凡パンチの60年代特集号もボロボロになっていますが本棚に収まっています。
わたしより4〜5歳年下の世代が主人公の「20世紀少年」も単行本が出るたびに買っております。(このコミックはレトロと言うだけではありませんが)


週間新潮の中身はというと、ラジオ番組紹介に古今亭志ん生18番などがあるとか、テレビで歌舞伎などの舞台中継がやたらと多いのが分かるとか、ストリップショウと歌舞伎を同じページで紹介してあるとか、文壇ボディビル協会の設立を三島由紀夫が呼び掛けていた、とか・・・色々と面白いのです。


昭和50年前後のフォークソングCD(古井戸などエレックレコードメンバーを中心に)復刻版が相次いで発売されていますが、ことしは色々な復刻版がはやるのかも知れません。
そういえば、ビッグコミックの創刊号あたり、読んでみたいなあと思いますね。