独立FPの独白ブログ

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■接続成功!!!

(右の写真は11年前に使っていた98NOTEですよ)

昨夜無線LANに繋がらなくなったノートPCをなんとか今日中に復活させようと早朝から作業開始しました。色々試して見たものの埒が明かず、サポートセンターにも電話をして幾つかの方法で確認したのですが、結局は最後の手段をということになりました。
そうです、リカバリーCDを使ってのウインドウズXP再インストールです。


この17年で約12台のパソコンと付き合ってきた私ですが、相変らずPCの知識は中級どまりです。結局OSの再インストールに行き着いてしまうのがちょいと情けないですが、まあ、これが一番確実な方法なので、仕方ないでしょうね。

それにしてもこれまで、一体何回のOS再インストールをしてきたことか・・・・。
この作業、昔は本当に大変だったと思い出し、パソコンの世界の大きな変化に感慨深い気持ちになります。


最初のパソコンは白黒画面の98ノートでしたが、計算ソフト(当時主流のロータス123)などのソフトはフロッピーディスクを入れ替えながら使うのですから、ワープロの方がよほど便利というような時代でした。

そのうち増設した内臓メモリにソフトを記憶させることだできるようになり、そのメモリの要領は少しづつ大きいものが発売になりましたが、それでも2MBとか4MBとかですので今思えば実にちまちました物です。
10万円近くするノートパソコン用の外付けハードディスクを「ええいっっ」と気合で買ったのを思い出しました。(この話し、どこかで書いた気がしますが、まあいいでしょう)


初めて買ったカラー液晶のノートPCが写真の98ノート(9821NE2)で拡張メモリは16MB、内蔵ハードディスクは340MBでした。もちろんまだMS−DOSですが、DOSシェルという機能を使って、複数のソフトを瞬時に切り替えることが何とかできるようになったPCでした。


OSインストールに戻りますが、ウインドウズが登場した頃にはまだCD−ROMはなく、全てのソフトはフロッピーディスクでの供給です。(小型のピザほどの大きさのFDもまだ残っていたなあ)
そんな時代のウインドウズの再インストールなどというのものは、最近パソコンを始めた方には想像も付かない世界と思われます。

なにしろその頃のウインドウズはFD35枚くらいであったと記憶しています。それを、ひたすらガチャガチャとドライブに入れ替え続けて、ウインウイン・・・カチャカチャ・・・という音を聞きながら、インストールだけでも数時間掛けていたのです。


そういう時代を知る私からすれば、ほんの数十分の作業を面倒がる息子には「何をこれしき」と思うのですが、まあ時代の流れですから、これも致し方ありません。
PCを出荷時状態に戻しておもむろにセットアップをしてみると、見事無線LANへの接続は成功しました。


今は便利なバックアップソフトも出ているので、理想的な安定状態のときにその状態を保存しておく方法をとるべきなのでしょう。しかし、そうした反省はほんのひと時、いつか、また同じことを繰り返すのでしょう。