独立FPの独白ブログ

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■思考停止国民目覚めるか

日本国民の多くがなぜか思考停止状態に陥っている間隙を縫って、色々とやりたいことをやって来た現政権とそのボスはつい先ごろまで相変らずの元気一杯でした。
ところが、最近、さすがに矛盾が噴出し始めたことを感じさせる事件が連続して起きる中で、少なからぬ数の国民が覚醒し始めているような気がしてなりませんし、さすがにそうした空気を読んでボスもちょっとだけ軌道修正をしたりしたそうです。


【小泉首相は24日、自民党が昨年秋の衆院選で、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者を支援した問題に関して、「(候補者が)全く問題ない人かを調べるのは難しい。『不明だ』と言われれば、甘んじて受ける」と語った。
首相はこれまで「(事件と)自民党幹部などの堀江氏応援は別の問題だ」として、道義的責任を否定していたが、自民党執行部などへの批判が強まる中で、発言を軌道修正した。】


・・・という記事をみつけました。
ところが、さすが競争原理主義者だけあって負けず嫌いなのでしょうか、こんなことも言ってしまいました。「メディアが、(堀江容疑者を)時代の寵児(ちょうじ)みたいに取り上げたことはどうなのか。民主党でも当選した人間が不祥事を起こしている。覚せい剤で逮捕されたり」とも語った。・・・・・とのことです。
なんじゃこれは、これではガキのくち喧嘩ですよね。
「あんたらはどうなのよ、あいつらだってさあ・・・」って感じで?


メディアが時代の寵児みたいに取り上げていたからこそ、その効果を利用するべく持ち上げたのは誰が見ても明らかでしょうに。まあ、「大きな目標の前には公約違反も大した事無い」などの発言でもおなじみの「ケツマクリ発言」ということで、大したことではないのかも知れませんが。
それにしても、どうやら少しづつ流れが変わってゆきそうな雰囲気を感じるここ数日であります。

発言といえば、日本改革司令本部、米国では牛肉輸出停止を受けて「BSEの発生率は交通事故より低い」発言を大臣がしたそうです。
この国では銃による死者が年間約2万9千人だそうで、日本の交通事故死の約3倍です。
なんだかよく分かりませんが、大国ってすごいですね。