独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■地元の信金

国立に住み始めた20年前は転職前の中堅商社営業マンでしたが、その頃入社以来給与振込み口座として利用していたのが現在の三井住友銀行でした。(当時三井銀行だったのか太陽神戸銀行だったのかは記憶にありません)
引っ越した国立にも支店があったこともあり、給与振込み銀行として継続し、その後三井住友海上と代理店契約を結んでからは業務上の便利さもあって今でも残高は少ないものの継続して利用しています。


住友と合併したり二つの支店が一つに統合されてからは利用者が集中して、月末や25日前後はいつも非常に混んでいます。またATM以外の窓口を利用するのは一部のちょっとした資産家だけ、といった少し冷たい雰囲気があり、私としてはなんとなく仕方無しに利用しているといった感じです。


独立して地元の商工会の会員となってからは、色々な方とのお付き合いの影響もあって地元の信用金庫を利用するようになり、特に法人化はこの多摩信で手続きをしたので一応メインバンクとなっています。 こちらの窓口の雰囲気は三井住友銀行とはかなり違います。
ペットの小さな犬を抱えた初老の女性が自分の番になって椅子に座ったときに、その犬をカウンターの上に平気で乗っけているのです。それでも、信金の担当の女性もお互いよく知っている間柄らしく、気にせず笑顔で会話が続いています。まあ、こんなことは多分三井住友銀行のほうではあり得ないのではないかと思いました。
信用金庫の大手行にくらべて最も異なる点は、お客さんと行員さんの間に会話があることのように思います。


どちらが本当に親切なのか実際のところはまだ分かりませんが、地元信金の方が私のような小規模企業でもちゃんと相手にしてくれるのではないかという気がするものです。
その地元信金の多摩信も実は今月に3行合併して大きくなりました。
銀行窓口が小口利用者にどんどん冷たくなっているこのご時世ですが、商店街の小さな店やお年寄りに密着した形態で信金さんにはなんとか頑張って欲しいものです。