独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■NHK番組で涙

40歳を過ぎた頃からだと思いますが、大変に涙もろくなっていて、その傾向は日増しに進行している感があります。


今日もNHKのある番組をほぼ70分泣きながら観るという事態に陥りました。
番組は恋愛ドラマでもプロジェクトXでもありません。子育てに適応できない母親から引き離されて人口保育で育てられた北極グマと動物園の飼育係氏の6年間を追ったドキュメンタリーです。


赤ちゃんグマのなんとも可愛いこと、小さな命を守り育てようとするひとりの人間の懸命な姿、それを支える家族たちの協力、クマと人間との心の通い合い、どれをとっても濁りの無い、清々しい人間と生き物のふれあいの記録でした。


最近流す涙は悲しみよりも、どちらかといえば「美しいもの」や「純粋な人の心」や「優しいふれあい」などによるウレシ涙や感動の涙が多いように思います。
電車内で若者がお年寄りに席を譲る現場を見ただけで本気で泣いてしまう今日この頃なのです。


まあ、このことは私の精神状態が異常というのではなく、こうした美しい人間や自然の姿に触れることが貴重な経験となりつつある世の中の情勢と関わりが強いものと想像していま
す。


涙を流すことは健康にも悪いことではないようなので、暫くは諦めて何かといえば泣いてしまう私でもいいかなと思っております。 でも、妻には隠れてハナをかんだりしています。
ひとなみに恥ずかしいのです、これでも。