独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■世界一のサンパウロFC

ブラジル・サッカーファンの皆様おめでとうございます。
トヨタカップの過去の歴史を見ると、25回のうちヨーロッパのチームが13回、南米が12回覇者になっていますので、今回26回大会で南米が13回目の優勝で並んだと言うわけですね。


ど素人の私はクラブチームの事情など全く知りませんが、ヨーロッパと南米では、おそらく経済的に大きく差がついているはずです。選手達の年俸の合計など多分数倍以上の差でヨーロッパが勝っていることでしょう。
でも、こうした大きな大会では南米のチームがヨーロッパチームと互角に戦って譲らないのですね。


日本に住む外国人は1位韓国(朝鮮)、2位中国、そして3位がブラジルだと放送で言っていましたので、日本在住の多くのブラジル人が今夜は喜びの祝杯を挙げているのでしょう。
南米の多くの優秀な選手達がヨーロッパのチームに集まっている現状ですが、そうした状況の中でも、経済面では決して豊かではない南米のチームが常にトップの座を伺っている状態が、サッカーのひとつの魅力だと思います。


資本主義の市場原理だけでは一番になれないらしいこの世界が、これからも大いに幅を利かせて欲しいなと思う私です。
多くのスター選手がいるヨーロッパ各国のリーグ戦が常にテレビで放送されるし、日本代表メンバーも多く活躍するので、ついついそちらに目が向きますが、日本と強い友好関係があり、日本サッカーのプロ化の過程でも、もっとも力を貰ったのはやはりブラジルのはずです。これからもブラジルのサッカーを応援していたいとあらためて思いました。
それにしても今日の試合はほとんど飽きることはありませんでした。 雪もなかったし。


さあ今日からは、天皇杯、高校サッカー、そしていよいよ、ワールドカップに向けて、大いに盛り上げゆきましょう。