加入後13年目となるお客様からの医療保障部分の見直し依頼がありました。
医療保険は当時最長で80歳までの定期保障しか(簡易保険の一部を除いて)存在しませんでしたが、いまでは百花繚乱といえるほど多くのバリエーションがあり、保険料もさほど高くは無い終身医療保険も登場しています。
しかしながら、なにしろ当時よりも13歳も年齢を重ねている訳なので、保険料が安いとは決して言えない状況なのです。80歳とか75歳までの医療保障は結構保険料は安価なのですからこれはこれで継続しておいて、その後の保障については年金保険などで積立をしておくというのもひとつの考えです。しかし、それがベストとも言い切れない。ではどうするか。
一入院の限度を60日とか最近出てきた45日とかに絞ってしまうか、或いは一生払い続けることを承知の上で保険料終身払いを選ぶか、解約金がゼロの商品にするか、死亡保障なしにするかなどなど、保険料を下げる手立てはいくつもあるので、結局はそれらを検討して頂くことにして資料をお送りする約束をしたのです。
HPなどでも書いていることですが、医療保険の選択はいつも本当に迷ってしまいます。
鯵坂さんのお奨めは? と問われても、これです!と自信を持ってお奨めすることができず、アドバイザーの癖に「どうしましょうかねえ」などと言って、じつに情けない雰囲気になるのです。
まあ、決め兼ねるということは裏を返せば、「どちらにしてもさほど大差は無い」とも言えるので、あまり悩む必要は無いのかもしれません。
もう少し、アバウトに、そのときの気分で決めてしまっても良いのかなとちょっと考えた今日のご相談でした。
医療保険は簡単そうで、結構難しいのです。これは間違いありません。