独立FPの独白ブログ

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MP3プレイヤーが大流行ですが…

音楽圧縮ファイルはMP3だけではなく数種類が普及していますから、MP3プレイヤーという表現は本当は少し違います。 しかし一般に「MP3」はかなりの浸透度で、音楽圧縮ファイルの代名詞とも言えそうですね、今のところは。


私が今年5月に買ったのはMP3ファイルもWMAファイルもどちらも扱えるタイプの「RIOカーボン」です。 小型軽量5GBのHDDプレイヤーでちょっと個性的なデザインでもあり、結構優れものだと思います。
HDDの容量、軽さ、サイズ、価格、そしてクチコミ情報を合わせた総合判断では当時、これが私にはベストチョイスでした。
現在はクラシック音楽のファイルが容量の95%を占めていますが、これを携帯して早朝ウオーキングをしています。 ベートーヴェン交響曲「田園」などを聞きながら国立の大学通り、銀杏並木の下を歩くのは最高に気持ちが良いのです。


当時アマゾンでポイント15%を引いた実質価格が2万2780円でしたが、その4ヶ月後くらいに、この「RIO−CARBON」は確か1万6千円程度に値下げしました。
この商品分野はなんとも価格競争が厳しいのだなあと思いました。 そして今日、最近はどうなのかと思って調べようとしたのですが、なんと、どこにも価格情報がなく、アマゾンでも在庫なし状態になっています。


そこで販売会社のHPにアクセスすると、なんと、9月末をもってMP3プレイヤー事業から撤退したことを知りました。 2ヶ月前の大幅値下げは在庫処分だったわけです。
詳しい背景は分かりませんが、とにかく既に撤退してしまったわけで、このプレイヤーを手にするとなんだか、少し切ない気分になるのです。

しかし、来年の今頃には、同程度の大きさや価格でも記憶容量が5倍ほどになった新商品が売られていることでしょう。本当にデジタルの世界の盛衰のスピードには驚くばかりです。


市場から消えた『RioCarbon』