独立FPの独白ブログ

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格安航空券について

スカイマークエアラインズが2006年2月からの新運賃体系を発表。4月の就航を予定している新千歳−羽田間の普通運賃は、保険料、空港施設使用料込みで大人片道1万6,000円、小児を1万3,000円とする。 また、搭乗7日前までの予約で1万4,500円の前割運賃を設定するほか、沖縄便を除く全路線を対象に、1便10席程度、期間限定ながら5,000円ポッキリの激安バーゲン運賃も検討中だ。・・・・


というニュースを見ました。妻の実家が札幌なのでこの20年余りの間に何度となく北海道を訪れていますが、羽田→札幌の航空運賃はここ十数年でかなり安くなっています。
15年ほど前には往復割引であっても4万5千円ほどだったと記憶しています。 早期予約で安くなる「早割り」とか期間限定の割引、誕生月の割引など、様々な割引航空券がありますあ、最近よく利用するのは旅行代理店企画ツアーの格安チケットです。


観光バスでの異動や温泉旅館の宿泊、ゴルフなどがセットされたコース以外に、往復航空券とホテル宿泊だけの「フリーコース」が設定されているので、少し早起きして早朝の便(或いは午後遅い時間の便)を選べば、有名ホテル一泊朝食つき2万3千円位い(人数が増えると更に安いです)で往復可能です。 夏休みや年末年始などの所謂トップシーズンを除けば、ほとんどの地域でこうした正規料金の半額程度のコースがあります。


以前はターミナル駅にある旅行代理店に出向いて、或いは電話をしていちいち確認していた訳ですが、今はインターネットの検索で簡単に見つかります。もしもインターネットに接続できる環境がないとしても、親しい友人の誰かに頼んでも大した気兼ねは要らないでしょう。(お土産に六花亭のバターサンド千円也でも差し上げれば済むでしょう) こうした格安チケットがあるということを知っていても、探すのが面倒という理由だけで利用しないひとがどれだけいるでしょうか。ただ、いまだにこうした情報に触れていない、つまり知らないでいるひとはまだかなり多くいるような気はします。


少し話の展開が強引かもしれませんが、家計の合理化、効率的なマネープランニングの実現のために、先ず第一に確保すべきは情報収集力ではないかと考えます。 知らないということはもうそれだけで大きな損失を蒙る場合もあります。「安売り」とか「格安」という言葉にはなんとなく胡散臭い、インチキ臭い、極端な場合は犯罪のにおいすら感じてしまうという人もおられると思いますが、これだけ情報化が進み、情報の公開性も高まってきた昨今では、ある程度の選別眼があればそのあたりは見分けられるはずです。


情報は何もインターネットの中だけにあるわけではなく、先日もある保険会社の知人から新幹線の早朝割引キップのことを教えられました。 出張の多いビジネスマン諸氏は少しでも旅費を安く上げようと日々努力を怠らないはずですから、色々な手段をご存知でしょう。


日常生活においても経費削減の情報を常にキャッチしようという姿勢は大いに重要だと思います。 ただし、「格安」商品には必ずデメリットも存在しますので、その裏にあるなんらかの事情について、できるだけ確認しようと意識することも大事ですね。