独立FPの独白ブログ

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「柳葉魚」のお刺身で一杯

生保営業マン時代から10年ほどのお付き合いになる保険代理店A氏のかねてからのお奨めにより、町田駅近くにあるお店で飲み会となりました。
そこでお通しに続いて頂いたつまみが表題にある「柳葉魚」です。これがどんな魚か知っている人は相当なウンチク族または和食グルメさんでしょう。(ギバちゃんとは無関係)
私もA氏も読めなかったこの魚は「ししゃも」なのでした。
「本物のししゃも」で、しかもお刺身です。サッパリしていて、且つ適度にあぶらも乗っていて、大変美味しく頂きました。


通常飲み屋さんでししゃもとして食べられているものの90%は本当のししゃもではなくて「カベリン」という輸入魚なのだそうです。こちらのカベリンはカラフトシシャモという俗名で、北海道産の本物のししゃもの代用品となって全国に出回っているんだそうです。ちがう魚なら、その魚の本当の名前で勝負すれば良いと思うのですが、古くから定着している名前の方が売りやすいからこうなっているのでしょうが、どうもこういう売り方は私には少々気になります。


偽ブランド商品の場合は、原価1000円のバッグを5万円で売ってしまうなど、明らかに詐欺商法です。ところがこのししゃもに関しては、なんというか、偽者のほうが世間では認知されてしまっているようですし、安い価格で手軽な食べ物として定着しているので、これはこれは良いと思うのです。でも、ちがう名前で呼ばれている魚さんがちょっと気の毒とは思いますが・・・。


世の中には知らないことが本当に沢山あるものですねえ。

【日本ししゃも事情】⇒http://www.do-shokoren.or.jp/mukawa/mukawa2400.htm