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マーラー交響曲第6番を購入

交響曲など大編成オーケストラの音楽を聴いている時期には、ピアノソナタやヴァイオリンソナタなどのソロや小編成音楽をあまり聴きたくならないのはなぜでしょうか。私の音楽鑑賞体験がまだまだ未熟で底が浅いからなのでしょうか。


ベートーヴェンのピアノソナタ全集(演奏:バックハウス)がきっかけでクラシックを本気で聞き始めてからほぼ2年になります。おれはピアノソナタしか聴けないなと思い込んでいたのが不思議なほど、今は交響曲ばかり聴いているのです。


交響曲は短いものは演奏時間13分くらい(モーツアルト32番など)のもありますが、代表的な作品の多くは30分から50分、ブルックナーとかマーラーなどには70分、80分という長い作品も結構あります。ということは、やはり気持ちにゆとりのあるとき、時間的に余裕のあるときでなければなかなかじっくりと聴く気になれませんね。
ベテランのリスナーはブルックナー第7番の第3楽章だけを聴くなどということもするそうですが、私はまだそういう段階ではありません。
ただ、仕事中にBGMとして流しっぱなしにしておく分にはどんなに長くても、また短くても問題はないのですが。


マーラーの6番はこれも長い作品で、ほとんどのCDが2枚組です。ひとつの作品を聴く時に、途中でCDの入れ替えをしなければならないというのがどうにも嫌なので、1枚に収まったものを探していたところ、クーベリック指揮・バイエルン放送交響楽団のCDが全集からの分売で再発売されました。74分がぎりぎりで1枚のCDになっています。1968年の演奏で音も悪くありません。


仕事の途中でときどきCDショップを覗いてみると、探していたCDが見つかったり、絶版になっていたものが再発されていたりという発見があるのは楽しみです。
他のところでも書きましたが、クラシックのCDは古い時代の録音に好演奏のものが多く、価格も安く手に入るのでまことに有り難いです。


マーラー:交響曲第6番

マーラー:交響曲第6番