独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

信条・意見

自立? 従属? 気づかぬ振り?  

先日のブログで紹介した書籍「永続敗戦論」で目からうろこ的に理解したのは、現在日本を覆っているというか、その基礎となっているらしい基本構造のことでした。今までなんとなく断片的に見聞きしてきた不思議な出来事が、実は大きな構造の中で起きているこ…

戦後70年~節目の年初め

この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。 これは戦後70年となる節目の1年である2015年の年頭に、天皇陛下が表わされたお言葉からの引用です。日本が…

投票について、まだ迷っている人へ!

参議院選挙投票日まであと3日。候補者や政党関係者は最後の追い込みに駆け回っているのでしょうが、一方、選挙人(投票に行く私たち)はというと、ある調査では「誰に投票するか決めていない」ひとが40%以上に上るとのこと。 特定の政党支持者を除くと、…

日本国憲法について考える

日本人のための憲法原論作者: 小室直樹出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2006/03/24メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 128回この商品を含むブログ (51件) を見る今年の憲法記念日は昨年までとは少々違っている様子です。なぜなら現政権…

健康について考える~4

《ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし》 鴨長明による鎌倉時代の随筆『方丈記』にしるされたこの有名な書き出しの一節に私が初めてふれたのは国語の教科書ではなく…

我が街のサクラを大切にね!

今、日本中のフェイスブック、ツイッター、ミクシ―などは「サクラの写真」が満開状態ですね。 私もニッポン全国サクラ音頭のムードに乗り、散歩の途中でついついスマホのシャッターを押してしまうのです。↑この1枚目の写真は「国立の桜」定番のアングルです…

もう2年?まだ2年?3月11日東京は晴天

空を仰げば青空なのだが、どうもなにやら空気の濁りが気になって仕方がない。先日、東京では茶色っぽい風が吹き荒れ、さては彼の国から黄砂が飛来したかと思ったが、実際は日本国内の埃が大量に舞い上がる現象だったということです。なんだ黄色い砂はあの国…

健康について考える~2

メタボの常識・非常識―健康な人を「異常」にする日本だけのシステム (ブルーバックス)作者: 田中秀一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/05/21メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログを見る 3年半前に自宅内筋トレを始めて以来、自分の身体の…

東京五輪はまた一歩遠のいた

JOC異例の英文声明、世界へ 柔道の暴力問題受け 柔道女子日本代表の暴力問題で、日本オリンピック委員会(JOC)は1日、「非常に残念だ。スポーツにおいて暴力はあってはならず、五輪運動の価値に反する」などとする暴力撲滅を目指す英文の声明を世界…

東京五輪誘致の後ろめたさ

私が投票した人とは違う人が新都知事になったのですが、兎にも角にも「新しい都知事」で新年を迎えられたことは大歓迎と思っている今日この頃です。 当選確実になった際にも万歳三唱をしなかった猪瀬新都知事です。五輪誘致活動の色々なイベントやパフォーマ…

2013年平成25年巳年 国立のお正月は晴天です

新年明けましておめでとうございます。 いつものように地元国立の「谷保天満宮」にお参りに行きました。 国立に移り住んで以来毎年なので27回目の谷保天満宮の初詣ですが、長男は結婚し次男は独立したため、今年は初めて夫婦二人だけでのお参りとなりまし…

ツイッターだとスイスイ書けるんだけど・・・

ブログ記事が一向に書けないので、選挙直前から今日までの自分のツイートをまとめてみます。 ◆12月15日 ニュースに苛立つ俺。野田さん失われた20年の火に油を注いだのはあなたたちだ。安倍さんデフレの長期化格差の拡大コミュニティの崩壊を進めたのはあなた…

脱-属国!!

選挙カーが走り回る毎日。昨日市内を歩いていたら、今回は投票するまいと思っていた候補者の選挙カーとすれ違いました。そのひとは、放射能から子供を守る、という趣旨の発言をさかんに続けていた。今回は政党で選ぶよりも人物で選ぼうかなと考えていたので…

今年は師ではない人たちが走るのね・・

今朝一番で机に向かってしたことは、カレンダー(月単位)をめくったことでした。いよいよ師走に突入だが、今年は「師でさえ走る」この時期に政治家さんたちが日本全国を走り回るのだから大変だ。つい先日も地元国立駅前に現職総理大臣が来たようです。あの…

アジアの片隅で・・・

米大統領、再選後初外遊はアジア 米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17~20日の日程でタイ、ミャンマー、カンボジアの3カ国を歴訪すると正式発表した。再選後初の外遊先にアジアを選ぶことで、1期目に打ち出した「アジア最優先」戦略を2期目の外…

古い船の乗員のわたし

吉田拓郎さんの「イメージの詩」を思い出した。♪これこそはと信じれるものが この世にあるだろうか・・・・ ■自民党総裁に何年か前に総理を辞めたひとが再選。最終的にこの人になったのは、最近すり寄っていた橋本市長の人気をうまく取り込んで、選挙を有利…

9月2日は日本敗戦確定の日

日本では太平洋戦争の終戦記念日は8月15日ということになっていますが、米・英・仏・露・カナダなど「連合国」では、9月2日を対日勝戦記念日(VJデー)と呼んでいるそうです。この日に東京湾内の米国戦艦ミズーリ号の艦上で降伏文書に調印した、つまり…

8月に思うこと~米国からの圧力の歴史

「8月は6日9日15日」(5-7-5で読む)は永六輔氏が毎年8月にラジオで語るのを聞いて、私の頭に刷り込まれた言葉です。つまり、広島、長崎の悲劇と日本の敗戦の日をいつまでも忘れぬようにという標語のようなものです。私自身は若いころの無関心を恥じ、近頃は…

8月に思うこと~ロンドン五輪閉幕

8月は色々と思うことの多い季節。今年はいつにも増して色々ある8月です。 ロンドン五輪が幕を閉じてから3日が過ぎましたが、来週20日にはメダリストを中心に選手たちの凱旋パレードが東京銀座で行われるそうですので、歓喜の余韻はもうしばらく続きそう…

金曜夜に蒼ざめるのは誰か

私は基本的に人混みが苦手です。たまに仕方なくラッシュ時の通勤電車などに乗ると、心身ともに深く疲労します。行列も大の苦手で、どんなに評判のラーメン店でも長い列に並んだだけで食欲低下し興味も薄れうまいと感じなくなります。 そんな私なので、しかも…

報道されない民意

本日6月24日(日曜日)大阪と千葉県で市民による原発再稼働反対のデモが現在進行中(15時半)です。千葉県のそれは野田総理の地元、船橋で行われています。 それを今、生中継してくれているのはフリージャーナリスト岩上安身氏によるネットメディアです…

ツイッターには収まらないので

日本の国益を考えて国全体の向かうべき進路に対して弊害となりうる政治家や権力者を狙って、強大な権限を持って捜査し実質的に排除する、少なくとも力を削ぐ。これが自身の大きな役割であると考えて「東京地検特捜部」はこれまで色々な国策捜査を行って来た…

沖縄、原発、TPP問題、すべてに低通するもの

先日15日に、沖縄県宜野湾市で「沖縄復帰40周年記念式典」が開催されました。 新聞テレビの報道を見ると、基地の返還が一向に進んでいないだの、迷走する民主党政権は沖縄を救えないだの、鳩山元首相は普天間問題を混乱させた張本人だのと大合唱です。い…

日本を覆う妙な空気の正体は

「心から小沢が嫌いだ」と思っている人からは嫌われる結果になると思うが、やはりこの異常さにはどうしても何か言いたくなります。だからと言って何かが出来る訳ではないが、少なくとも考えてみたいとは思うのです。このたびの小沢一郎氏の裁判についての指…

憲法記念日の憂鬱

憲法の意義を考える、って言ったって世間はゴールデンウイークの真っ最中であって、まあそんな堅いこといいじゃない・・・という気分でもあります。 しかし、なにも行楽地で遊んだりスポーツをしたりグルメ三昧をすることだけが休暇の目的ではないでしょう。…

何度でも言いたい:その3

原子力ムラは原始のムラか!そもそも、核燃料廃棄物の処理システムがまったく機能していないのに、平気で超危険な核ゴミを大量に作り続けているなんて、原発とはなんと非科学的な分野なのだろう。 そもそも世界一の地震大国の国土の上に、面積当たりの基数で…

何度でも言いたい:その2

新聞テレビで見聞きするたびに思うのですが・・・ 小沢一郎氏の裁判で「政治資金報告書にウソの記載をした疑い」という表現がいまだに一般的なようです。しかし、「ウソの記載」といえば「事実と違うことを記した」という印象を受けますけど、現実には「平成…

何度でも言いたい

新聞、テレビで見聞きするたびに思うのですが、普天間の問題はそもそも、「普天間移設」ではなく、「普天間閉鎖」のはずだったのです。 問題の本質をすり替えたままで、平気でいる感性は理解出来ません。

この1年で感じた色々なこと(4)

私たちは電力会社と契約を結んでいる顧客である・・忘れてましたが。 「値上げ拒否可能」周知せず 東電に改善を指示 東京電力が四月以降に実施する企業向けの電気料金値上げについて、契約更改時まで料金を据え置きできることを顧客に説明していなかった問題…

この1年で感じた色々なこと(3)

非科学大国ニッポン・・・ 昨年の大震災以来次々と明らかになって来た日本の様々な問題は、実に多くの分野にわたっている大変深刻なものであることが分かりました。 現実に起きている出来ごとについてすら「起きていないかも知れない」と言い放ったり、大変…