独立FPの独白ブログ

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保険

保険会社の社名ってなんとかならない?

【この記事は特定の保険会社について論評するものではありませんよ、絶対に!】 ・・・というエクスキューズを冒頭に持ってくるあたりが、この業界で生きる者の悲しい性。あるいは私が臆病なだけかなあ。 さて今日10月1日に、私が仕事で関わっている保険…

損保の再編成

来年4月の経営統合で合意=持ち株会社下で併存−損保ジャパン・日本興亜 損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は13日、2010年4月に経営統合することで基本合意したと発表した。新設する共同持ち株会社の下に両社が併存する形を取る。2社合計の正味収…

大手生保の逆ザヤ解消

日生と第一「逆ざや」解消・前期、大手生保で初 日本生命保険と第一生命保険が2008年3月期に、運用実績が契約者に約束した利回り(予定利率)を下回る「逆ざや」状態を解消したことが7日、わかった。解消は大手生保では初めて。保有株式から受け取る配当の増…

■アレ〜変額も売るんですね?

生保各社、変額年金に相次ぎ参入・明治安田や第一など 国内外の生命保険会社が、運用成績に応じて受取額が変わる「変額年金保険」に相次いで参入する。明治安田生命保険と第一生命保険は今秋、それぞれ契約者が受け取る年金額を最低保証する新商品で本格参入…

■主客転倒保険

突然ですが「コロッケカレー」って好きですか? 私は結構好きですよ。 では「カレーコロッケ」はどうでしょう? 私はそれもなかなか好きなのですが、そうは言ってもコロッケカレーを注文した時にカレーコロッケが出てきたらさすがにガックリくるでしょう。 …

■保険業界の原点回帰

昨年春、ある大手生命保険会社で不当な保険金不払が発覚して金融庁の厳しい処分を受けました。今年は大手損害保険会社の数社で相次いで不当な保険金不払が発覚して、私が代理店契約をしている損害保険会社でもこの夏に約2週間にわたって営業停止処分を受け…

■保険加入のセカンドオピニオン

「医療保険に入りたいのでS社の通信販売の申込みをしようと思うのですが、第3者の意見を聴きたい・・・」というご相談が舞い込みました。その医療保険は次のような内容の商品でした。 保険期間15年という定期の保険である。つまり当然ながら15年で保障…

■保険金不払い拡大

【損保6社の保険金不払い、26万件・162億円に】 東京海上日動火災保険など損害保険大手6社は29日、自動車保険に付加する代車費用や見舞金など特約を中心とした保険金不払いの再調査結果を一斉に公表した。 新たに判明した不払いは6社合計で9万8…

■医療保険の悩みどころ

今日は医療保障を主体にした保険加入のご相談。いつものように保険の基本的な考え方、保険と貯金との関係や社会保険との関連などをお話した後に、終身医療保険の具体的な説明になりました。 いくつもの選択肢をひとつひとつ検討してゆく中で、もっとも迷った…

■保険見直し(引継ぎ契約編)

S生命の営業マンの定着率は業界では高いほうだと思います。(多分・・・) 私がいた頃の古い話しですが、よく言われていたのは、平均的な生保外務員の定着率(仕事について辞めない割合)は2年で2割と聞いていました。つまり生保営業の仕事を始めて、2年…

■保険屋じゃない保険売り

2007年からいよいよ銀行が本格的に生命保険を販売するにあたり、「銀行の立場を利用した強引な販売が行われる懸念」が取りざたされています。 勿論、こうした販売姿勢については法律で規制していますが、実際にどれだけ防ぐことが出来るのでしょうか。今後で…

■ガン保険の切り替え実行

約3ヶ月前に長年の契約者N氏のガン保険の見直しを実行しました。 老後の負担を極力減らしたいとの要望により、保険料を生涯払う方式であった終身ガン保険を解約して、保険料支払いが70歳で完了するタイプの終身ガン保険に加入しなおしたのです。 死亡保…

■転換か更新か見直しか

「月末に生命保険の更新時期を迎えるにあたり見直しをしたいのですが、時間がないので少々焦っています」という主旨の相談メールは年に数回舞い込みますが、私が決まって言うのは、焦らずキチンとご検討されるように・・・ということです。 定期付き終身保険…

■ガン保険の見直し

10年前から継続中の50代後半のお客様ご夫婦から保障見直依頼がありご自宅で打ち合わせしてきました。 お子さんが2人とも独立されたため、定期保険特約を解約し、3件の終身保険のうちのひとつを払い済みに移行し、保険料負担を3割ほどカットすることに…

■保険見直し相談(ご契約者の場合)

契約後4年経過したご夫婦から、加入している保険を見直したいとのご相談でお会いすることに。 医療保険の給付限度日数を短くして(360日→120日に短縮)、給付日額5千円を1万円にアップすることの検討がひとつ。 もう一点は、終身保険を年金保険に変…

■保険見直し相談〜更新期セールス

定期保険特約付き終身保険などは特約の定期部分が満期を迎えると、その特約が自動的に契約更新される場合があります。更新というのは、その部分については新規契約と同様ですから当然に保険料は年齢アップに伴って高くなります。 Aさんのご相談は、更新時期…

■保険ランキング特集

東洋経済やダイアモンドなどの経済週刊誌は毎年2〜3回は保険特集をやりますし、年に1度は別冊まで出します。全保険会社の情報を網羅する情報であるため、われわれ代理店などの関係者は資料として買うことになります。ひょっとすると、これらの雑誌の業界…

■学資保険に変額保険

学資保険という保険はいつの時代でも潜在需要は大きいように思われます。 子供が誕生すると「マトモな親なら学資保険のひとつも入らねばならぬ」という強迫観念めいたものを持っている人さえいるようです。 背景には「子供の将来のために」という殺し文句に…

■15年目の見直し

保険の見直しのタイミングは人によって様々です。 ご契約からちょうどマル15年となるNさんの場合、終身保険1千万を主契約として、月額20万の収入保障保険、入院保障、家族入院保障を特約としてプラス、さらに夫婦別々にガン保険にも加入しているという…

■医療保険の選択肢(4:保障対象入院日数)

医療保険は1回の入院について何日までを保障対象とするかによって幾つかのパターンに分けられます。360日型、180日型、120日型、60日型などです。 対象期間が長いほど保険料は高く、短いほど安くなりますから、ここも思案のしどころです。 病気…

■医療保険の選択肢(3:解約返戻金の有無)

医療保険、特に終身医療保険の価格競争激化により増えてきた選択肢のひとつに解約返戻金を少なくする、あるいはゼロにするということがあります。こうした医療保険のメリットは安いということに尽きますので、今日はそのデメリットについて考えましょう。 医…

■保険は反エコ業界かも?

「なぜこんなにも頻繁に書類が変わるのだ」・・・生命保険や損害保険の営業に携わる者たちのあいだではいつもこのことが話題になっています。この4月には生命保険の中でも変額保険関連の契約書類などが改正になります。 ある保険会社では、その前は2月、そ…

■医療保険の選択肢(2:死亡保障の有無)

保険業界ではここ数年、医療保険の競争が激しく展開されています。 競争といっても実情は単なる値引き合戦、安売り競争でしかないという批判も聞かれるほどで、とにかく保険料を安くするならなんでもあり、という印象すらあります。 医療保険の保険料を下げ…

■保険販売の新ルール

ニュースより・・・・ 【金融庁は1日、保険契約の際に、消費者が求めた保障内容や保険会社が商品を勧めた理由などを記した「意向確認書」の作成を保険会社に義務づける方針を正式に発表した。消費者と会社側が契約内容を互いに十分確認し合うことで、保険知…

■会社が私に掛けている保険がある?

【 企業が従業員にかけた団体生命保険の保険金を遺族が受け取れるかが争われた訴訟の上告審弁論が最高裁であった。遺族側は「保険金で企業が利益を得ることは許されず、全額遺族に引き渡すべき」と主張し、企業側は「団体生保の収支は赤字だから引き渡す必要…

■自動車保険の子供追加補償

私自身の自動車保険が4月に更新時期を迎えるのですが、昨年我が息子が免許を取得して時々運転するようになったので、補償内容が変わります。 運転者年齢35歳以上が条件となっている自動車保険に特約をつけて子供の補償を追加するのですが、我が息子は20…

■保険加入のアドバイス

今日は「どんな保険に加入すれば良いのか」というテーマで初対面の方のご相談を受けました。とりあえずは医療保険とガン保険にだけ加入しているご夫婦で、お子様も近々2人になる予定なので、死亡保障をキチンとしておきたいと言うのがご相談のきっかけだっ…

■怪しいと思ったらやっぱり

10年以上のお付き合いになるAさんから終身医療保険の加入申込みがあり、その内容について色々お話しをしているうちに、15年ほど前から継続している(他社の)保険に付いている入院保障の金額が少ないので、増やしたいというのがそもそもの動機だという…

■契約者貸付という機能

生命保険は種類によって解約返戻金が貯まります。(わざわざ解約返戻金を無くしたり少額にしている商品は別です) そして、その解約返戻金の金額の一定範囲内で資金の一次利用ができる場合があり、これを契約者貸付といいます。 例えば、死亡保険金が2千万…

■手術給付金の色々

毎日新聞広告やテレビCMなどが溢れていて大流行といった感のある「医療保険」ですが、せっかく加入していても保障内容をよく把握していないと、受け取るべき給付金ももらえないということにもなりかねません。 ケガなどで入院ではなく通院のみで治療した場…